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👷‍♀️シーリング工事について!

2024.07.24

こんにちは!新入社員のIです!

 

 

今回はシーリングについてご紹介したいと思います。
シーリングって普段あまり気にして見ることはないと思いますが、実は建物のいろいろなところで役立っているんです。

 

 

外壁や玄関枠、さらにサッシ周りやお風呂など水が侵入しやすい入り隅(凹の角の部分)などあまり目立つ場所に使われるものではないですが実は重要な役割を果たしています。

 

 

シーリングといえば防水を思い浮かべる人も多いと思いますが、それだけではなく地震などによる揺れ緩衝の役割もあります。

 

 

外壁の縦方向に入っているシーリングを誘発目地といい、あらかじめ建物のひびが入りそうなところを誘発させ、他の場所にひびが入るのを抑制します。

また、横方向に入っているシーリングは打継ぎ目地といい、コンクリートを打ち継いだときにできる隙間から水が侵入するのを防ぎます。

 

 

また、サッシ周りや玄関扉枠も鉄部と外壁が接している部分になるので、隙間から水が入らないようにシーリングを行い、防水性、気密性を高めます。

 

 

大規模修繕で扱うシーリング材は主に変成シリコン系、ウレタン系、ポリサルファイド系の3種類があります。変成シリコン系は材質が柔らかいので動きの大きい建物に、一方ポリサルファイド系は材質が硬いので揺れの少ない建物に、そして、ノンブリードのウレタン系は紫外線に弱いのですが上に塗装が乗るので塗装下に使われることが多いです。

 

 

↓修繕のシーリング工程です!

 

 

①既存シーリングの撤去

 

 

②清掃

 

 

③マスキングテープで養生

 

 

④プライマー塗布

 

 

⑤新規シーリング材充填

 

 

⑥ヘラ押さえ

以上施工完了となります。

 

 

シーリング工事の注意点としては、シールプライマー塗布の際に臭気が発生すること、雨が降っている日はシーリングにあまり適さない、また、2液(主材と硬化剤を混ぜるもの)を扱う際に、適切に材料を練らないと硬化不良を起こす場合があることです。

↑硬化不良のシーリングです。

 

 

最後に!
シーリングのことをシールと略すので、最初シールと聞いた時に手紙に貼る方のシールを思い浮かべていて、頭がハテナでした笑 分からないワードもまだたくさんありますが、そんな小さなことも積み重ねながらまだまだ勉強中です!そして、夏の現場はやっぱり暑いです!ですが暑さに負けず皆さん頑張っていきましょう👊✨

 

 


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