なぜビル改修・ビル修繕を実施するのか?

収益ビルやオフィスビルは新築後 、常に改修・修繕などのメンテナンスをしないと資産価値がどんどん落ちてしまいます。ビルにもデザインや機能などの流行りがあり、定期的に改修・修繕を行わないとビルの価値が下がり、賃料収入も減る傾向があるのです。テナント様や利用者様が魅力を感じていただける建物にすることが必要です。
サンウォールは長年、デベロッパーの不動産再生事業で一棟ビル、一棟マンションの改修工事を行ってきた経験があります。積み重ねてきたノウハウとスキルにて、ご所有されている建物ごとに最適な改修工事をご提供します。
01 近隣競合物件と差別化を図る

老朽化した収益ビルはテナント募集時の競争力が弱くなり、立地や広さ等の条件が似ているときには、どうしても築浅物件に負けてしまう傾向があります。しかしビル改修・ビル修繕で建物を再生させ、築年数のマイナス印象を上回る魅力がつくり出せれば、テナント様に選ばれます。例えば、ビルの顔であるエントランス空間を洗練されたスペースに生まれ変わらせビルの印象をアップするなど、共用部のリノベーションは競争力を高める近道でもあります。また、大規模修繕工事や改修工事の際には、+αの予算で外観のデザインを一新し、高級感ある建物を演出することで、近隣の築浅物件との差別化を図ることで競争力をつけます。

02 ビルの安全性を高めリスク回避する

老朽化したビルの外壁の一部が落下し通行人に怪我をさせてしまう可能性があります。ビルの安全性を維持するためには、事故防止のためのビル改修・ビル修繕が必要です。雨漏りや給水・排水管トラブルなどが起これば、テナント様の営業にも支障が出ます。このようなトラブルでビルオーナー様が責任を問われることがないよう、定期的なビル改修・ビル修繕は、ビルの安全性を高めると同時にリスク回避をするためにも重要です。防水工事や外壁の落下を防止する工事を実施するなどして、ビルの安全性を確保することは大切です。また 新しい防犯設備を導入したり、古くなったセキュリティや自動ドアを改修する等の、防犯対策や事故防止のためのビル改修・ビル修繕はビルの安全性が上がり資産価値も高くなります。

03 水回りのリフレッシュ

収益ビルでの水回りの綺麗さはとても重要です。水回りの工事はビル改修・ビル修繕のなかでも取り掛かりやすく、水回りの美しさや快適さは空室対策にも有効です。特に築年数が経過したビルの水回りは、劣化したタイルや洗面台など、いくら掃除が行き届いていてもレトロさを感じてしまいます。水回りを改修し、現在のトレンドに合わせたビル改修・修繕を行いましょう。例えば、男女共用だったトイレを男女別にする、おむつ替えベッドを設置する、パウダールームを備え付ける、洗面ボウルを使ったおしゃれな洗面台の設置なども効果的です。もちろん便器や洗面台の交換、壁紙の交換や塗装をするだけでも印象は全く変わってきます。内装リニューアルのタイミングは、テナントが退去する際の原状回復工事と合わせて行うケースが多いです。

バージョンアップ工事の一例

老朽化した収益ビルをテナント様に使い続けてもらうのは難しい現状があります。次世代オフィスビルが次々と登場する都内のオフィスビル・商業ビルの価値を保ち続けるためには、常に老朽化したビル機能の改修・修繕・再生やバージョンアップが必要です。

  • 1階廻りの改修
    1階廻りの改修
  • 階段の手すりの取り付け
    階段の手すりの取り付け
  • 錆びた連結送水管BOXの交換
    錆びた連結送水管BOXの交換
  • 鉄骨階段の塗り替え
    鉄骨階段の塗り替え
  • ELV扉のシート張替え
    ELV扉のシート張替え
  • おしゃれな長尺シートの張り付け
    おしゃれな長尺シートの張り付け
  • キッチンの入れ替え
    キッチンの入れ替え
  • 電気設備のリニューアル
    電気設備のリニューアル
  • 避難ハッチの交換
    避難ハッチの交換
  • 洗面台の入れ替え
    洗面台の入れ替え
  • トイレの入れ替え
    トイレの入れ替え
  • 配管の更新
    配管の更新

ビル改修工事 工事内容

  • 外壁調査について

    経年変化や地震等が原因による外壁材の落下事故が頻出したことから、事故を未然に防ぐため、外壁材の落下防止の対する対策が必要となりました。

    2008年4月1日に建築基準法が改正され、外壁の全面打診調査が必要となり、所有者・管理者は定期的な調査・検査結果の報告が義務付けられました。
    調査対象となる外装仕上げ材としては、タイル、石貼り等(乾式工法によるものを除く。)、モルタル等があります。
    建築物の定期調査では、目視による劣化損傷状況の確認を行います。
    次に手の届く範囲の打診調査を実施し、浮きの有無を判断します。

    その上で、
    1. 手の届く範囲の打診等により異常が認められた場合及び
    2. 竣工、外壁改修等の施工後10年を超えてから最初の調査である場合
    「落下により歩行者等に危害を加えるおそれのある部分」を全面的に打診等により調査しなければなりません。

    当社では、調査に関するご相談や、目視による現地調査、高所作業を伴わない打診調査は無料で行っております。
    (足場やブランコを使用した高所での調査は有料です。)

    外壁調査について 外壁調査について

  • 外壁落下防止工事

    外壁タイル面、外壁塗装(モルタル下地)面などの劣化、損傷状況を調査します。調査の結果に基づき最適な工法で補修を行います。
    建物状況、ご予算に応じて様々な工法をご提案いたします。落下防止は安心安全の10年保証です。(最長20年保証)

    外壁落下防止工事

  • 外壁天然石貼り工事

    天然石貼りをした外壁は、独特の模様によって高級感のある仕上がりとなります。
    タイル貼りやモルタル、サイディングと違い厚みがある外壁となり、重厚感が演出されます。

    外壁天然石貼り工事

  • 外壁石調仕上げ工事

    天然石材調仕上げは、ほぼ全ての下地の上に施工可能であり、御影石・ライムストーンなど様々な石材を再現できます。
    天然石貼りと比べて安価ながら、質感は天然石と遜色なく、高級感のある外観の演出が可能です。
    吹付仕上げ・コテ仕上げともに、当社専属の熟練職人が“建物の顔”を演出します。

    外壁石調仕上げ工事

  • 外壁装飾工事

    物販店や飲食店等の商業施設の外観には、お客様を惹き付ける『何か』が必要です。
    ご要望を汲み取り、ヒアリングを重ねた上で、『何か』を徹底的に追及し、集客力を向上させるアクセントを加えたデザインをご提案いたします。

    外壁装飾工事

  • エントランスリニューアル工事

    エントランスは、企業イメージの第一印象とも言える重要な場所です。
    また、オフィスに通勤する従業員にとって、業務に対する意欲向上に繋がる場所です。会社の個性あふれる、快適でプレミアムなエントランスづくりをお手伝いいたします。

    エントランスリニューアル工事

ビル改修工事の工事完了報告書

大規模修繕工事、ビル改修工事を行った場合、工事完了時に工事完了報告書が作成されます。
工事完了図書とも言われ、工事完成時の検査に際して提出されるもので、以下の書類が含まれます。

  • ・工事完成届
    ・工事施工計画書
    ・打合せ議事録
  • ・工事引渡書
    ・各種保証書
    ・社内検査報告書
  • ・竣工(完成)図面および仕様書
    ・工事記録写真
    ・使用材料一覧
工事完了報告書は品質の証

ビル改修工事の保証書

大規模修繕工事、ビル改修工事を行った場合、工事完了時に保証書が発行され、工事に保証が付きます。
例えば、下地補修工事の場合、工事後に補修箇所からの下地剥落保証を付した保証書が発行されます。
保証は工事ごとに期間や条件が決められています。
材料や仕様などにより異なりますが、大規模修繕工事、ビル改修工事の保証期間は以下の通りです。

ビル用自動シュミレーター

1フロア当たりの広さと階数を入力するだけで概算の見積もりが完成します。
広さは建坪(1階の床面積の合計)のご入力をお願いします。
(1坪≒3.3㎡ ㎡数でご入力ください)

  • ・共通仮設工事
    ・直接仮設工事
    ・下地補修工事
    ・タイル補修工事
  • ・鉄部塗装工事
    ・外壁塗装工事
    ・シーリング工事
    ・屋上防水工事
  • ・バルコニー防水工事
    ・共用廊下防水工事
    ・共用階段防水工事
    ・諸経費